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Length of Japan : 福岡 - 東京(高松-姫路)
概要
詳細変化に富んだ「小豆島」四国・本州間には数多くの航路が存在しているが、高松からの航路で最も安いのは宇野港への航路である。自転車込みで片道730 円である。 もしこの航路を選択したら、本州への船旅の最中に甲板に出てみよう。西には、瀬戸大橋が望める。瀬戸大橋は、本州四国連絡橋としては最初の橋であり、1988 年に開通した。瀬戸大橋は、6つの橋と4つの高架橋の総称であり、総延長13.1kmは道路鉄道併用橋では世界最長を誇っている。宇野港から県道45 号線を北上すると、中国地方有数の都市・岡山に到着する。 しかし、今回のレングス・オブ・ジャパンでは、この瀬戸内海を堪能する航路をうまくつかった旅を提案したい。高松からは、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の土庄に渡ろう。自転車込みで760円である。 小豆島はオリーブと渓谷、そして二十四の瞳で有名だ。 土庄港からの丘、見渡す限りにオリーブの木々を見ることができるだろう。島の気候は地中海性なのである。
寒霞渓のハイキングコースは島観光の一つの目玉だ。火山性の地震により形作られたこの峡谷では2000種を越える植物を観察できる。
寒霞渓から内海町へ下ったら、戦前の小学校跡を訪れてみてはいかがだろうか。その先にはは映画「二十四の瞳」のセットが残されている。
時々地元の人たちが貝を彫る姿も見られる。もし運が良ければ彼らから道具を借り、カキを見つけられるかもしれない。 姫路へ渡ろう島の暮らしを体験したら、いよいよ本州に戻る。 小豆島からは大阪、神戸などにも航路があるが、今回は世界遺産である姫路城への航路を選びたい。小豆島の北東にある港・福田港からは姫路港への航路がある。片道1,320円(自転車含まず)である。 姫路港から県道62号を北上すると、次第に世界で最も美しい城の一つである姫路城がその姿をあらわす。白鷺城とたとえられる純白の姫路城である。 姫路城は、外観は白鷺、中は要塞。姫路城は白漆喰で塗り固められた白壁ゆえ、別名白鷺城と呼ばれている。白漆喰を使っている理由は防火のためだ。他の日本の現存城郭と同じで、姫路城は石造りではなく、木造。従って、防火は大変重要である。白漆喰は火に大変強く、なおかつ強固な補強材と言われている。そのため、壁だけでなく、軒から柱に至るまで、ほとんどの外面を白漆喰で塗り固められている。 城は海抜45.6mの姫山という小山の頂上に建っている。城の中心を成し、シンボルである天守閣の高さは46.4mで、都合、海抜92mということになる。 姫路城はこの巨大な天守閣だけでなく、大変効果的かつ迷路のような複雑な防御の仕組みで名をはせている。従って順路の標識がたくさんあるにもかかわらず、旅行者は迷子になりやすい。
ルート
気象データ : 姫路英語版西へ戻る(尾道-高松)←(高松-姫路)→(姫路-京都)東へ進む uploaded:08, 04, 2006
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