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Length of Japan:北海道
1.「函館 - 黒松内」概要
このルートの地図プロフィールマップ
詳細北海道の入り口「函館」道南へ着くサイクリストはすべて函館に上陸する。フェリーターミナルは町の北約5kmに位置している。長い旅の前にまずは函館を楽しもう。 夜行のフェリーで函館に入ったなら、まずは駅前の朝市を目指そう。函館のイカは特に有名でお勧めだ。郷土料理の飯寿司(いずし)も試してみたい。 函館観光のメインは赤レンガの並ぶウェーターフロントエリアから洋館の立ち並ぶ元町にある。特に元町は「坂のある町」として美しい。 その中でぜひ訪れて欲しいのは北方民族資料館だ。レプリカでなく、実物が多く貴重だ。
函館は魅力の多い町である。洋式城郭の五稜郭や、トラピスチヌ修道院も名高い。 道南の館めぐりをするなら忘れてならないのが函館空港の南にある志海苔館跡だ。現存する館としては保存状態が極めてよく、往時をしのぶのに十分だ。近くの銭亀沢地区で発掘された37万枚を越す古銭は市立函館博物館で見ることができる。 館をつないで
北前船の幻影を見ながら北上
江差に着いたらかもめ島へ寄って見よう。ここには戊辰戦争(1868-1869)で沈没した開陽丸が復元展示されている。鴎島の散策もいい。 江差は民謡「江差追分」も有名で毎年全国大会が開かれる。また、京都祇園祭の流れを汲んだ「姥神大神宮渡御祭」(8月9-11日)は北海道を代表する祭りとして知られ、このときは1万1千人の江差が6万人に膨れ上がる。
江差からは奥尻島へ寄ることもできる。奥尻島は1993年7月12日の津波で大きな被害を受けた。後日津波対策で建設された防波堤の高さから、その傷の深さを思い知らされるだろう。 この日本海岸には魅力的な温泉も数知れない。温泉を梯子しながらのんびり走ってはいかがだろうか。
島牧からは寄り道して賀老の滝まで行くもの良い。日本の滝100選に選ばれており、道内最大だけに迫力がある。 いち押し!函館大沼
函館から大沼に直行するなら交通量は多いが国道5号線を通ってみよう。ここには「日本の道100選」に選ばれた赤松並木があり、見ごたえがある。
アイヌ語地名
北海道の河川の標識の多くには川名の由来が記されている。見かけたら見てみよう。 写真の標識にも記載されているが、アイヌ語地名研究では山田秀三(ひでぞう)氏が非常に有名。道内の本屋に寄ったらアイヌ語地名の本を探してみよう。山田秀三の著作は読み物としても非常に面白い。 ナイ、ベツ地名最低限これだけは覚えよう。どちらも川を意味するアイヌ語。どうして北海道の地名は川由来が多いかはアイヌがどんな生活をして、何を糧に生きていたかを考えればわかるはずだ。 アイヌ語地名は専門家だけでなく、多くのアマチュアも魅了し続けている。
ルート
ルート概要
(赤:国道、緑:道道、灰色:その他の道を示します) フィードバックご意見、ご感想は随時受け付けています。ウェブフォーラムにどしどしお寄せいただきたいと思います。
現在私たちは北海道の稚内から九州まで全国展開する予定で準備を進めています。情報提供、ご意見などもぜひお寄せください。 (函館-黒松内) →(黒松内-札幌)北へ進む uploaded:24, 06, 2007
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